植毛に関する基礎知識

植毛法に関する基礎知識

 

植毛には様々な手法があります。
ここでは、様々にある植毛法に関する基礎知識をご紹介します。

 

ニードル法(単一植毛)

自毛植毛は、
植毛施術時に用いる器具によりスリット法と
ニードル法と呼ばれる方法があります。

 

ニードル法は単一植毛(毛髪を1本1本移植する方法)と言われ、
採取した皮膚組織(ドナーと言います)を株分け(グラフトと言います)し、
植毛針で、穴あけと植え込みを同時に行い植毛していく方法です。

 

(ニードル式やChoi式とも言われます。)

 

東洋人の毛質に適しているため日本や韓国でしか
行われていない手法です。

 

施術時の針圧力など発毛率が下がってしまう可能性要因が
あるとされています。

 

スリット法

植毛針で採取した毛髪を1本1本植えつけていくニードル法に対し、
移植毛を植え込む際メスで切れ目を入れ、ピンセットなどで
グラフトを一株ずつ植えていく方法をスリット法と言います。

 

メスで入れる切れ目の事をスリットというためスリット法と言われます。

 

一般的に用いられるFUTという手法もスリット法になります。

 

スリット法は移植する毛髪が多い、
広範囲へ移植に適しているなどのメリットがあり

 

また一度に多くの毛髪量を植毛できることや、
休止期になって抜け落ちた毛根も植毛可能で

 

採取した皮膚組織(ドナー)を効率良く使用でき、
ニードル法と比較して時間とコストを抑えることが可能です。

 

移植した毛髪が移植先の部分に元々あった毛髪と一緒に抜けてしまう
ショックロスと言われる現象が起きるリスクも少ないと言われています。

 

※ショックロスの原因ははっきりしていないようですが、
一時的な現象と言われ数ヶ月の後きちんと生え揃うようです。
結果として、95%の毛髪が生え続けていくようです。

 

スリット法は、医師の腕や経験で仕上がりに
差が出てくる手法と言われますので医師の見極めが必要です。

 

パンチ・グラフト植毛(パンチ法)

今ではほとんど採用されない手法です。
採取した皮膚組織(ドナー)を10〜20本の株(グラフト)に
分けて植毛
する方法です。

 

パンチと呼ばれる直径3〜4mmの特殊な円筒のメスを使い、
10本〜20本の毛髪を毛根ごと採取し、
それをそのまま移植する方法です。

 

しかしこの方法は10〜20本の毛髪を束になって植えるので、
植毛部同士の隙間が大きく密度が低いため地肌が目立つ、
生え際が不自然、毛の流れが不自然な生え方をする、傷跡が残る、

 

また採取するドナーのサイズが大きく、そのドナーの束ごとに
生えてくるので自然さに欠けるなどデメリットも多い手法です。

 

現在はこの手法が改良され、
ミニグラフト法、マイクログラフト法
などの手法が出ています。

 

ミニ・グラフト植毛

ミニ・グラフト植毛は、パンチ・グラフト植毛の欠点を
改良した手法です。

 

ミニ・グラフト植毛は、ドナーをパンチ・グラフト植毛より小型化し、
植毛部同士の隙間を狭める事を可能とし、毛髪の生える向きなどの
不自然さや地肌が目立つなどの欠点を解消しています。

 

この植毛法は、細かい4〜6本の毛髪を含む
直径1〜2mm単位のグラフトに分けるため
グラフトのサイズは半分以下という小さいサイズになります。

 

更に小さなグラフト単位(1〜3本で1単位)として
「マイクロ・グラフト植毛」などもあります。

 

グラフトは小さくなるほど、グラフト分けが難しく
時間がかかるなど医師の腕が問われます。

 

後術する「FUT法」より乾燥に強く手術時間も短いため、
この方法を採用しているクリニックもあります。

 

マイクロ・グラフト植毛

マイクロ・グラフト植毛は、ドナーを1〜3本の毛髪を
1つの単位とするグラフトに分けて移植する方法です。

 

ミニ・グラフト法よりもさらにグラフトを小型化し、手術痕も残りにくく
自然な仕上がりが期待できます。

 

生え際などの目立つ部分にも良いでしょう。

 

マイクロ・グラフト植毛は、グラフトが小型化し
多くのグラフトを植毛する必要があるので緻密で細かい作業が要求され、
グラフト分け要する時間がかかるようになってきたことや

 

医師の技量によって仕上がりが左右される傾向が出てきており、
信頼出来るクリニック選びが重要になってきます。

 

FUT法

パンチ・グラフト植毛、ミニ・グラフト植毛、マイクロ・グラフト植毛などは
グラフト分けの単位が毛髪の本数であることに対し、
FUT法は毛包単位で植毛が行われます。

 

毛包とは、簡単にいうと毛穴単位ということです。
毛髪はひとつの毛包に対し2〜3本単位で生えていることが多く、
FUT法はこの毛包単位でグラフト分けし植毛していきます。

 

FUTとはフォリキュラー・ユニット・トランスプランテーションの略で
世界中に認められ普及している植毛法です。

 

グラフトの採取は毛根を傷めないシングルブレード(一枚刃)のメスが
使用され、採取する毛包は非常に小さいため顕微鏡を使用して
毛根へダメージを与えないよう慎重に行われます。

 

毛包単位での植毛は定着率・発毛率が高いという特長を持っています

 

FUT法はスリット式と言われる植毛法のひとつで、
植毛場所にメスで切れ目を入れ(これをスリットいいます)、
ピンセットで毛包単位で植えていきます。

 

対して専用の植毛針で1本単位で植毛していくのが
ニードル式と言われる方式です。

 

植毛後の仕上がりはとても自然でキレイなもので植毛とは
思えないという人がいるくらいです。

 

ただしそれ故作業も細かくなり手術時間も長くなります。
また複数のスタッフで作業が行われることが多く、
そのスタッフにも技術力が求められます。

 

そのためクリニック選びは重要です。

 

毛髪が細い場合は、十分な毛髪密度が取れないため
希望する髪の濃さ得られない場合もあります。

 

自動植毛機

自動植毛機は、コンピュータで制御されドナー採取や
グラフト分割、植毛作業までを自動行う機械です。

 

技術的な熟練がなくても植毛が実施できるよう工夫されていて、
ドナー採取から植毛までの作業が一定のスピードで行われるので、

 

人の手による作業より確実にスピードも早く行われ、
結果患者さんの負担も軽減されるます。

 

また、機械による施術なので医師やクリニックによる
技術力差が出ないため、どこで施術を受けても
一定の仕上がり結果を見ることができます。

 

反面、一定の仕上がりということは、

 

その一定以上の結果を得ることができないと言う点や
毛根の方向に関係なく機械式にドナーを切り分けて行くので
毛根にダメージが多くなる可能性があります。

 

また、頭皮に対してモータ式のパンチを使用した施術は、
スリット式に比べダメージも大きく、凸凹の傷跡も残りやすく、

 

生え際が不自然になったり移植密度を高くすることが
難しいなどのデメリットがみられます。

 

FUE法

FUEは「Follicular Unit Extraction」の略です。
FOX法とも言われます。

 

メスを使わない切らない植毛として、最近話題の手法です。

 

ストリップ法と言われる手法と対比されることが多いのですが、
ストリップ法は男性ホルモンの影響を受けない将来脱毛しないと
考えられる後頭部や側頭部から帯状にドナー採取を行うのに対し、

 

FUE法は直径1〜1.3mmの
パンチと言われる器具を使用し、
後頭部からくり抜くようにグラフトを採取します。

 

メスを使用しないので傷跡が残りにくく縫合の必要もありません。

 

(ストリップ法では一本の薄い線状の痕が残るのに対し、
FUE法では点々状の痕が残ります。)
グラフトをくり抜いた跡は直径1mm程度で3〜5日程度で治癒します。

 

このFUE法は、大量のドナーを必要とする広範囲植毛には適さず
少量のドナーしか必要としない狭い範囲での植毛や、ドナー採取部の
皮膚の緊張が強い場合に適している方法と言われています。

 

この手法は採取した毛根部の切断率が高いと言われ
(20〜50%もあるとされます)熟練した技術のある医師でも
大変な作業と言われています。

 

さらに東洋人の毛根は白人より長いため切断率が
高くなってしまう傾向が見られます。

 

最近(2004年)ではFUE法のデメリットを改良した
「SAFE法」という方法も出てきました。

 

これにより毛根の切断率を約5〜8%程度まで
下げることを可能にしました。

 

人工毛植毛

人工毛植毛は、人工繊維による植毛法の事を言います。

 

移植できる毛髪量に限界がなく思い通りの髪型にしたり
自毛植毛と比べ手術時間が短くコストも安い、

 

また人工のグラフトを使用するため、ドナー採取による傷などは
残ることがないなどのメリットもありますが、
人工物を移植するため人体にとっては異物となります。

 

そのため拒絶反応を含め異物として排除しようとする反応が起き、
いずれ劣化して抜け落ちます。

 

新陳代謝で自然に抜けることもあります。
毛根部だけ残ったまま抜け落ちるといった事が起きます。

 

また
傷跡が残る、菌が入り感染症を起こす、
植毛した状態を維持するための定期的な植毛、

 

またその際のコスト(定期的な植毛コストやメンテナンス)、
人工毛は伸びないので散髪時など日常的な注意などなどの
デメリットがあります。

 

医学的にも問題が多く、トラブルの多発などからアメリカでは
人工毛移植は禁止されています。

 

 

用語

※移植する毛髪を皮膚組織ごと切り取りますが、これをドナーと呼びます。
  ドナーはさらにグラフト単位に株分けされ、植毛されます。
  この細分化された毛髪の単位をグラフトと呼びます。

 

 

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